2012年3月26日月曜日

質問です。 囲碁の本を読んでいて、「赤耳の一手」というのを見ました あの手は、...

質問です。

囲碁の本を読んでいて、「赤耳の一手」というのを見ました

あの手は、どういう意味があるのでしょうか?


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1846年、井上因碩と対局したうちの一局の黒127手目。耳赤とも言われるようです。

自らの模様を盛り上げ、下方の四子に声援し、左辺の白の薄みをねらっている、八方にらみの手。



以下耳赤について「古典名局選集 秀麗秀策」より抜粋。

―因碩の門人たちがみな師の勝ちを信じていたとき、観戦していた医師が黒の勝ちと予言した。その理由をいうに、「形勢はわからぬが、黒127の一着を見て因碩師の耳が赤くなった。その手に動揺し、自信を失った証拠である」



秀策の天分が凝集した一手で古今の妙手として語り継がれています。

棋譜は参考URLからどうぞ。

http://www.synapse.ne.jp/~hashi5dan/sub14.htm

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